夢の島秘密基地

好きなように書いたりする、三つ目くらいのブログです。

にわかアイマス知識と記憶で夢見りあむと自分の推しとアイドルマスターについて考える

  • 夢見りあむのシンデレラストーリー

平成最後に産まれたメンヘラサブカル炎上芸人アイドル(タイムラインに流れる情報を元に)、夢見りあむ。

存在そのものが炎上とも言わんばかりに数多のプロデューサーとオタクに弄られていた彼女が、総選挙で三位の座に辿り着くという快挙を成し遂げたのは、昨日のこと。

その様子はかつてインターネットで行われたイナズマイレブンのキャラクター選挙で、現在の5ちゃんねる民によって1位の座に奉られた五条勝のようです。*1

 

さて、令和最初のシンデレラストーリーを体現することになった夢見りあむがどのようなセリフを発したかというと、こんなことを言ってました。

チョロいなオタク!!ぼく頑張ったか!?努力なんてムダムダの無じゃん!?アイドルってなんなんだよぅ!!はー……めっちゃやむ

一見すると炎上待ったなしの発言のようですが、キャラクターの感情というものを理解して楽しむことができる人、もとい実際にアイドルマスターをプレイしているプロデューサーたちの意見は違うようでした。

この歳になってまともにブログもといHTMLを弄ったことがないので上手い文章が作れなかったりそのツイートが貼れないので詳しいのはトゥゲッターまとめなんかで見てください。他力本願と投げっぱなしは僕の特徴です。

 

というわけで僕はアイマスをやっておらず、代わりに弟が中々の課金兵で遊んでいるのですが当の本人がやってるのはデレステシャニマスなので無関係です。

そこでネットを巡回して彼女が単なるサブカルメンヘラアイドルではない文章を見つけました。

というか、ゲーム中に彼女が発する台詞のようです。

「世の尊いアイドルたちは、たゆまぬ努力をしてる!わかる!!
だからアイドルは尊い!あのきらめきは努力の果てに見えるもの」

見た感じは人類を愛してるからこそ人類を滅ぼそうとする危険思想のラスボスか、ラオウサウザーのような覇者が他者を尊ぶ際の言葉にも見えますが、立派な新人アイドルのセリフです。

 

どうも彼女にとってアイドルとはたゆまぬ努力をして、その成果として煌めくべき人物のようです。やけっぱちな発言の多くは、自分はそんなアイドルにはなれないという諦めの念から産まれたものかもしれません。

一つの文化、または派閥となりつつあるなろう系に人並みの努力をしただけでその100倍くらいの恩恵を貰っている主人公が出てくる話があると言われているこの時代ではいい心構えではないでしょうか。

ネットで調べると、彼女の名前は本名で、両親と姉は基本家を空けていて実質一人暮らし、アイドル衣装を身に纏ったセリフからし看護学校出身のようですが、正直推しでもないのでどうでもいいです。しかしながら家族は成功又は優秀のようで、ダメな自分と比べてしまい「やむ」ようです。

もしかしたらプロデューサーもといオタクのなかにも、彼女の気持ちが分かる人がいるかもしれません。僕も一応オタクではありますし、3兄弟の真ん中なのですが、今までそんな劣等感を抱いたことがありません。

兄は我が家で最高位の学歴である大学生で、僕と弟は二人とも地元では二大バカ高校と呼ばれていたという高校卒業、僕は最初のあいさつで述べたように卒業寸前で内定をもらった木工所を1か月ほどでクビにされ以降無職、弟は派遣社員なので劣等感もクソもありません。ニンジャスレイヤー的に言えば兄貴はともかく二人ともマケグミです。

いや、弟は登れるかもしれませんが。

 

閑話休題

 

  • 自分と推し

りあむと自分の話はそれにして、僕の推しは鷺沢文香です。しかし実際に触れていない僕にとっては、二次創作のイラストかnohito先生の同人誌の文香しか知りません。

実際はあそこまでグラマラスな体型ではないようですが、順位発表の際のイラストを見る限りでは良いものを持っているのではないでしょうか。僕はそう思います。

なお、僕が最初にモバマスことシンデレラガールズを知った時に興味を誘ったのは神崎蘭子です。こっちも中二病だけど実際は良い子だというのと、ちる先生の同人誌でヤバい目をしながら精液入り紅茶を飲んでる姿しか知らないと言っても過言ではありません。

因みに二人ともどんな声を発するのかさえ知らなかったりします。蘭子の方はグラブルでも召喚石として出てきたのですが、僕は基本的に音声を消して遊んでいるため、彼女のセリフを聞いたことがありません。

なにせグラブルで一番の推しであるナルメアですら、声を聞いたのは数えたくらいしかないですから。戦闘時の声を聞いてかなりビックリしましたとも。

また脱線しますが、僕が推しもとい好きになるキャラクターの前には段階のように何人か好きなキャラが出てくるようになっていて、ナムコクロスカプコンのキャラクター紹介で見たKOSMOSに一目惚れしたり、本屋で立ち読みしたローゼンメイデンの設定資料集か何かで読んだ水銀燈にゾッコンになったり、幼稚園の頃に読んだホビージャパンパトレイバーのページに載っていた廃棄物13号にギャングスターに憧れるようになった少年時代のジョルノよろしく一目で好きになったのを除けば、ほぼ全員そんな感じで好きになりました。いや、多分ですが艦これの愛宕も一目惚れです。

 

アイドルマスターでもそれは変わらず、最初は蘭子が好きだったのが最終的に文香に落ち着いた感じです。なお、初めて文香を見たのはnohito先生の同人誌のサンプル画像で、オリジナルキャラクターだと思ってました。

 

こうして夢見りあむとか自分の推しやキャラクターを好きになる経緯を思い浮かべると同時に思い出すのが、我が家がアイドルマスターに関わった頃の事です。

 

  • 穴だらけで薄い記憶

 

今から恐らく、筐体稼働日を入れれば14年前。当時のアーケードゲームで、家族、厳密には兄を釘付けにしたのはカードが排出される大型アーケードゲームでした。

ドラゴンクロニクルアヴァロンの鍵三国志大戦、そしてアイドルマスター

特にアヴァロンの鍵は兄の心を掴んで離さず、後にパソコンのオンラインゲームでアヴァロンの鍵が配信?された時は速攻でダウンロードして遊んでいて、今は分かりませんが効果を言えばそのカードの名前を、カードの名前を聞けばその効果を瞬時に言い当てるほど、兄の心、あるいは魂を鷲掴みにして筐体の中に引きずり込んでしまいました。

多分もう半分は、三国志大戦の筐体の中かもしれません。

今現在、上で挙げたものの中で新作が出ているのは媒体をアーケードやコンシューマー機からスマートフォンに移したアイドルマスターと、戦国大戦も含めた三国志大戦だけで、アヴァロンの鍵ドラゴンクロニクルはオンラインサービスを終了し、何処かのゲームセンターでひっそりと稼働しているそうです。

というか、今調べたら初代アイドルマスターも稼働しているようです。

 

兄はさておき、最初のアイドルマスターアーケードゲームでした。

名前の通りスマートであるスマホ、あるいは様々な方法でパソコンの中で行われるソーシャルゲームとなった現在では信じられないかもしれませんが、今でいうビートマニアや、ガンダム格闘ゲームと同じ場所に、スマホの中のアイドルたちの始祖たちはいたのです。そして後に二次創作のイラストで頭部がPの字で描写されるようになったり、アニメの際は中々渋そうな男性になっていたプロデューサーたちもまた、ゲームセンターの中で筐体を挟んでアイドル達と相対し、彼女達と絆を深めていったのです。

 

なお、家族で当時アイドルと関わっていたのは兄と母の二人だけで、僕は何をしていたか覚えがないし、弟はもっとないと思います。多分メタルスラッグやドルフィンブルーを遊んでいたと思いますが、それ以外の記憶はありません。本当に。

あるとするなら、今あるかは分かりませんがかつてゲームセンターの中には腕輪を装着し、腕輪を読み取り機に当てる事でクレジットを投入したことになり、退店する際にその分の料金を支払うというサイバーパンクなシステムを導入した店があったのですが

そこでカイジよろしく豪遊して親に死ぬほど怒られた記憶しかありません

上で挙げたドラゴンクロニクルも少しは遊んでいましたが、ゲームセンターに通えるほどお金がなかった僕は二三回遊んだっきりで止めてしまいました。

 

それからしばらくして、僕がネットに入り浸るようになって再びアイドルマスターに触れることになりました。

ただし相変わらずそれ自体ではなく、ニコニコ動画で見つけた嘘字幕シリーズの一つの動画で。その頃、アイドルマスターXBOX360で発売されていたらしいのですが、XBOXはあっても360がない我が家では遊ぶことは終ぞありませんでした。

この動画シリーズで同時にプライベートライアンとバンドオブブラザーズを知ったり。後に動画の元ネタの方は見ました。

そして自分がニコニコ動画をリピート再生できる動画配信サイトとして作業用BGMを垂れ流すだけにしか使わなくなってからしばらくして、再びアイドルマスターと我が家は邂逅を果たすのでした。今度は弟が。しかもそこそこの課金兵となって。

同じオタクでありながら趣味が不明な弟。金の使い道がゲームかプラモデルしかない彼にとって、課金など大した問題ではなかったようです。というか、ゲームにリアルマネーを払うのは3DSで配信されているポケモンのパズルゲームでリミッターが外れていたと思います。

 

弟の推し、もとい担当は渋谷凛だった気がしますが、シリーズによって違うようで現在は誰なのか分からずじまい。前親が言っていた気がしますが、それも当然のごとく記憶から消えているという有様。

 

もう書くことが殆どないのですが最後に。

 

僕の周りのオタクの範囲内だけだと思いたいのですが、オタクはキャラクターに重い責務を与えがちのようで、今回のりあむでも、彼女に「三位という事実が重くのしかかって欲しい」的な感想が幾つか見受けられました。

なお、フォロワーはその光景について「東京トガリくんとノラくんのくだりを思い出した」とのことです。

基本的にキャラクターの感情を理解するのに時間がかかる僕なので、トガリくんもりあむもよくわかっていないので語れないのですが。

 

これ書き始めた翌日が僕の誕生日でした。ハッピーバースデー僕。26歳であと4年で30歳。このまま童貞で居続ければ魔法使いになれるでしょうか。

 

*1:なお前の記事で五条悟と書いてましたが、五条悟は呪術廻戦のキャラでした